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１、釣りは遊びである	魚が釣れないと「ちえっ、今日はボウズ（釣果ゼロ）だ！」とか、「チヌが全然食わんかった！」などと嘆いたり悔やんだりしたくなります。私も以前はボウズの日には、残ったエサをよく海にぶちまけて帰りました。でも所詮は魚釣り。しかも自然が相手。アタリのあったドキドキ感を味わえただけでも良し。魚漁を業とする方は別として、休日や空いた時間にする趣味の魚釣りなのです。釣果が悪くても良しとし、明け方の鳥のさえずりや季節の移り変わりを楽しむ余裕も必要ではと頭を切り替るようにしています。釣歴も３０年を超えてしまった。ムキにならない。貧果の時はそう自分に言い聞かせています。なぜなら釣りは遊びだから・・・。
２、夜釣りに徹す	過去の経験値から、大物釣りは夜に分があると判断。もっぱら夜釣りを専門にしています。たまにほかの釣りに目が行くことも・・。ミステリアスでスリリングな夜釣りの魅力にどっぷりと浸かっている今日この頃である。
３、カミナリは避ける	過去に恐ろしい経験があります。港で釣りをしている時、突然カミナり雲が発生し雷雨に。防波堤の先端にいたので何百メートルも荷物を抱えたままバリバリいう稲光の中を肩をすくめ、あわてて走って帰ったのを憶えています。心臓が凍り付く思いでした。それ以来カミナリは早目に避けるようにしています。命あっての釣りだから。
４、お金は掛けない	貧乏性なので、趣味の釣りといえどもできるだけお金を掛けずに工夫して釣りを楽しんでいます。例えば、・新しいテグスが捨ててあれば使う。・サルカンでも使えれば拾って使う。・折れて短くなった磯竿も投げ竿に変身させる。これが私の釣りスタイル。
５、ゴミは持ち帰る	当然。一人一人の少しの努力が釣り場をきれいにします。エコロジーな釣りを目指して。
６、荷物はシンプルに	ビギナーほど荷物が多く、ベテランほど荷物がシンプルです。ラジオなどもってのほか。魚は散るし気は散るし、周りにも迷惑です。
７、釣魚は自分で料理	以前は釣ってきた魚の料理は全部妻まかせでしたが、スーパーマーケットの魚とは違い下処理をしていない魚を一からさばくのは大変だと見ていて思い、それからは釣った魚は全て自分で調理をすることにしています。魚体のしくみを興味深く観察できるし釣りにも一役かっています。特に胃袋の内容物を見るのは魚の捕食行動を想像するにうってつけ。調理はやればおもしろいもので、今ではビールを片手にいろいろなメニューに挑戦しています。

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