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 転職面接ってどうよと思い悩みながら、数々の転職面接で苦労されている方々に少しでも
 お役に立てればと思い、数回におよび臨んだ私の転職の面接体験をリアルに紹介します。
 



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 転職面接体験談 持帰弁当チェーン店(SV)編                

 この会社の募集を知ったのはリクルート社の求人情報サイト「リクナビネクスト」での検索です。
 持帰弁当チェーン店のスーパーバイザー(SV)を募集していました。
 スーパーバイザー(SV)とはひとことで言うと営業店数店舗をまかされそれらを統括する者をいい
 ます。


 私は直近まで飲食店の仕事をしていたので今までの経験が活かせると思い、業態は異なります
 が同じフード業界でもあり、日頃からここの弁当はおいしく感じていましたので応募することにしま
 した。
 
 この会社は全国に店舗がありそれぞれ直営店とフランチャイズ店に分かれています。
 入社後はまずどこかの直営店に配属され業務を憶えます。
 その後、能力に応じて店長を経験したあとスーパーバイザー(SV)職となります。
持帰弁当チェーン店SV
 私はこのスーパーバイザー(SV)という職の響きのかっこよさに強い憧れを
 持っていました。
 しかしながら以前に食品会社の飲食店部門のSVの面接に失敗していたこ
 ともあり、今回は慎重に臨みました。

 数日後に応募フォームによるエントリーが承認されたのでしょう、採用担当
 者から面接日決定の連絡がありました。

 面接日までに行ったことは、面接場所(各エリアごとの事業部でした)の確認、履歴書・職務経歴
 書などの提出書類の作成。
 そして数種類購入した弁当の評価とメニューの確認。
 ホームページからの企業研究、名前の由来など。
 さらに想定される質問とそれに対する答えなどの質問想定集を作成し記憶するとともに、面接のイ
 メージトレーニングをしました。

 私はちょくちょくこのチェーン店の「からあげ弁当」を買うので、好きなメニューを問われたら「からあ
 げ弁当」のコメントをバッチリできるようにしておきました。
 また、やってみたいことについては新メニューの開発とまではいかないにしてもメニューのアイデ
 アはどんどん出していきたい事、来店客を待つだけではなくアイドルタイムには近隣にチラシをポ
 スティングして誘客に勤めることなどポジティブな内容にまとめました。

 そして面接当日・・。

 あらかじめ下見をしておいた面接場所である事業部の事務所に着いたのは定時の20分前でし
 た。
 入口のガラス扉を開けると床が一段高くなっており、土足厳禁と表示されています。
 備え付けのスリッパに履き替え事務室のドアをノックすると事務員の女性が心得ているらしく、三
 階の応接室に案内されました。

 待つこと十数分、コンコンとノックの音がしてがっしりとした体格の採用担当者が入ってきました。
 すかさず立ち上がって挨拶をし、腰掛けるよう促されると座るというセオリー通りの一連の動きに
 乱れはありません。
 幸先のよいスタートです。
持帰弁当チェーン店SV
 面接官となるその採用担当者はいくつもの部署を兼任する部長さん
 です。
 おもむろに会社のパンフレットを差し出し、簡潔に説明を済ませまし
 た。
 本当に簡潔にです。
 そして私に質問がなされました。

 「以前の飲食店の利益率はどのくらいですか」
 「・・・そのくらいですか、あまり儲かっていなかったのですねえ」
 「この仕事は結構きついけど体力はありますか」
 といったことくらいでしょうか。
 用意していた質問想定集が頭の中でヘナヘナとしぼんでゆく感じです。

 そのあとは面接官自身の話が始まりました。
 どこどこの店舗では恐ろしく忙しくて目が回りそうだったがなんとかしのいだ等の話が主で、ちょっ
 とした武勇伝でしょうか。
 とにかくこの仕事は忙しいということを強調しているみたいです。

 私も飲食店は経験していますし、昼時の忙しさは身をもって体験しています。
 むしろ昼時に弁当を買いに行き厨房を眺めて見るに、たいして忙しそうに動いているようにも見え
 ません。

 質問らしい質問も受け付けてもらえず面接は終了。
 面接官のワンマンショーで終わったという悪印象はぬぐえず消化不良の一日でした。

 すぐさま面接のお礼状は出しておきましたが、後日やっぱりの不採用の通知が送られてきまし
 た。
 
 今回の面接で感じたことは、面接官による質問がほとんどなかったことに不思議さを覚えたことで
 す。
 その人間に興味があればいろいろと質問をして中身を聞き出したいと思うはずです。
 それがあまりなかったということは、とりあえずの形式的な面接であったような気がするのです。
 本社からそれぞれ振り分けられてきた面接の案件を粛々とこなす中で、面接官のさじ加減一つに
 左右されているリスクの高い面接だと気づかされました。
 
 やはり腹を割って話せる面接の場でないと、自分自身の良さをアピールするのは難しいと感じた
 面接体験でした。
                        



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