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■ 夜釣りで釣りにくいと感じる日とは | |
| ＜風＞ まず初めに大風の日。ビュービュー風が吹く釣行日はがっくりします。 「風が吹けば桶屋が儲かる」と昔の人は言いましたが、残念なことに釣りには適しません。 大風がいやなのは当然といえば当然ですが、これは大風の程度にもよると思います。 人によってそれぞれ感じ方が違うのですから断定はできないので物理的・客観的に表現します。 風によって引き起こされる現象として、「竿先が大きく揺れアタリが分かりづらい」「強風に釣り竿 があおられ竿立てが倒れる」「仕掛けが舞って毒魚がつかみづらい」「向かい風だと仕掛けが飛 ばない」などがあります。 釣りづらいのは確かです。 釣りに影響のない多少の風ならむしろスズキなどには活性が上がって良いのかも知れません。 一日中大風が吹いているかどうか分かりませんので、釣行前に気象予報の確認を。 雨の日の釣りについては別記していますので、よろしければこちら夜釣りＱ＆Ａをご参照下さい。 ＜波＞ 次に大風の影響で波が高いような時。 波のうねりが大きい時はやはり竿先も大きく動いてアタリが読み取れません。 置き竿にしている釣竿のトップが低いと波の影響を受け、波に追従しよく動きますのでアタリが取り づらくなりますので、竿先は高めにセットしたほうが良いでしょう。 一口に波と言っても各地方によってその高低はずいぶん違います。 例えば、全国的に晴れのおだやかな天候の時、瀬戸内の波の高さが０．５ｍでも日本海側では １ｍとなることは普通です。 これが台風ともなるとその差はもっと大きくなります。 波は風の影響をまともに受けますので波の高い日は釣りを避けたほうが良いでしょう。、特に防 波堤の上を波が洗うようなうねりの高い日は釣りは中止です。 ＜船＞ 船が目の前を盛んに行き交う時はどうでしょうか。 雰囲気的にはエンジン音で海の中がうるさく波もうねって、魚が釣れそうな気分になりません。 ところが夜釣りなら基本的に船はほとんど通りませんのでそんな心配はいりません。 しかもたまに通った船の直後に魚のアタリがあったりするのです。 これは想像ですが、船の航行で出来る波のうねりが釣り竿を揺らし、それによって海底の仕掛け が微妙に動かされ魚の目に止まるのではないかと・・。 以外と船はあまり釣りに影響はないのかなというのが私の結論です。 ＜月明かり＞ 私が一番釣りにくいと思っているのが実はこの雲一つない月明かりの夜釣りです。 過去の釣りデータを見てみると明らかに分かります。 すべての釣りに共通するものとは考えてませんが、他の投げ釣りの釣り人との雑談でもやはり月 夜の晩はチヌやスズキの食いが悪いと言います。 よろこぶのはタヌキだけかもしれません。 確かに満月の夜は明かりが煌々としており釣竿もはっきり見えます。 月光が海面に反射してキラキラして見え、ロマンチックなムードが漂います。 ただし魚が釣れないと単なるお月見でしかありません。 夜釣りの時はキラキラお月様が雲に隠れるとほっとします。 仮説ですがその月の明るさゆえに人影や夜釣り用の太い仕掛けに魚が警戒し、極端に食いが悪 くなるのだろうと思っています・・。 これは私が嫌う「海面のライト照らし」にある意味共通するものではないかと考えます。 詳しくはこちら→夜釣りの注意事項 解決策としてはできるだけ細仕掛けにすることぐらいでしょうか・・。 まったく釣れないわけではないので、ゆったり構えて大物を狙います。  |
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